ここ1週間のうちに、パソコンの速度改善のお仕事を多く担当いたしました。その中で強く感じたのは、2つのことでした。
1. パソコンの遅さに困っている人は、とても多い
お困りのお客様にお話しをうかがう中で、全ての方がおっしゃったのが「遅い」という一言です。その言葉の向こう側には、「前はそれなりに動いていたのに」という想いが込められていました。
「遅くなったから、だましだましパソコンを使うようになった。」「遅くなったから、パソコンを使わなくなった。」
そういう言葉を聞くたびに、何だか切ない思いがします。使っているお客様はイライラしたことでしょうし、きっとパソコンだって、もっと活躍したいのかもしれない。
そう思うからこそ、パソコンにあらたに息を吹き込んで、お客様に気持ちよく使ってもらえる環境を整えたいと強く感じながら、作業に取り組んでいます。
2. 詳しさ・技術の高さと同様に、ききやすさ・たずねやすさも大事
今週お会いしたお客様の一言が、とても印象的でした。それは、「知っている人でパソコンに詳しい人はいるけれど、何だかききにくくてパソコンを見てもらうのは気が引けてしまう。」という内容でした。
これは私自身、気をつけなければいけないなと、痛切に感じました。
人はふと、「自分自身が分かっていることは、他人も同じように分かっているものだ」と思い込んでしまうところがあります。それだけでなく、知らない・分からないという人に対して、そんなことも分からないの?という態度をとりがちな人もいます。
そういう時に漂う雰囲気が苦手だったり嫌だったりするからこそ、知らないこと・分からないことを、人にききにくかったり相談しにくかったりするのかもしれません。
詳しく知っていること・技術的に高いものを持っていることは、大切です。それらと同様に、ききやすさ・たずねやすさも大事だなあと、お客様から学ばせていただきました。